食品業界の自動化、省力化へ 2年ぶりFOOMA JAPAN

開会式でテープカットする(左から)宮島委員長、海内会長ら

今年で44回目の国際食品工業展『FOOMA JAPAN2021』(主催=〈一社〉日本食品機械工業会)が6月1~4日に愛知県常滑市の愛知スカイエキスポで開かれた。

昨年は新型コロナ禍で中止となったが、今年は来場事前登録制とし、2年ぶりに開催。最終的には前回(19年)から27社減の661社が参加し、4日間で2万2420人(うち海外からは19人)が来場した。

開会式には同工業会の海内栄一会長、同展実行員会の宮島昭治委員長(㈱前川製作所執行役員)らが出席。海内会長は感染症対策を徹底した上での開催意義について「ウィズコロナ時代を迎え、食品加工の自動化や省人化など、緊急の課題が山積している。時代の変化と要請、さらには国際化による高度な衛生性への要求にも対応できる最先端の製品・技術・サービスの展示を通じ『食の未来』への道筋を切り開きたい。そして何よりも、皆さまの新たなビジネスを創造する場としてご活用いただきたい」などと述べた。
(展示会の詳細は本紙をお読みください)