川崎三鷹製薬が発足 共立製薬の子会社が合併

川崎製薬(株)(神奈川県川崎市)と三鷹製薬(株)(東京都三鷹市)は12月1日に合併し、新会社「川崎三鷹製薬株式会社」として発足した。
合併した2社は動物用医薬品の大手、共立製薬(株)(岡本雄平社長―本社・東京都千代田区)の全額出資の子会社である。
川崎製薬(株)は、埼玉と川崎工場のほか、北海道(札幌)、東北(宮城)、関東(川崎)、東海(川崎)、中四国(岡山)、九州(福岡)営業所があり、三鷹製薬(株)は、本社(三鷹)と東城(広島)、大仁(静岡)工場のほか、九州(熊本)と札幌営業所がある。
合併を機に生産体制を見直し、合理化によってより生産効率を高めたいとしている。
新会社の代表取締役会長兼最高経営責任者に就任した、共立製薬(株)の岡本雄平社長は「新会社は“人と動物と環境の共生をになう”21世紀の新しい共立製薬グループが掲げる理念のもと、あらゆる次元においての質の追求を実践してゆきたいと考えています。
生産・物流拠点の再構築と、製造品目の集約化によるコストの低減、確信をもって選択する新製品の開発と製造、畜産水産用医薬品および人体用ホルモン剤の生産特化企業として、今、その社会的責任を果たすべく、役員・社員一同、融和の中での新しい挑戦を始めます。一層のご支援ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げます」と述べている。新役員は次の各氏。
代表取締役会長兼最高経営責任者岡本雄平▽代表取締役副会長兼会長補佐、総合戦略策定管掌難波章典▽代表取締役社長兼最高執行責任者、開発・生産本部長服部義則▽取締役管理本部長立松泰雄▽同営業本部長山根芳多郎▽同営業副本部長石田伸二▽同医薬本部長石橋正規▽同グループ営業管掌平野誠一(共立製薬(株)常務取締役)▽同グループ企画管掌藤田和宏(同取締役)▽監査役藤沢信保

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