共和機械 『ユーサネイジアEUC』発売 大規模孵化場向け新機種

共和機械㈱(友末琢磨社長―本社・岡山県津山市)は、初生ひな用安楽死装置「ユーサネイジア」シリーズの新機種として、大規模孵化場向けの『ユーサネイジアEUC』を追加し、販売を開始した。

同社が2025年から展開する「ユーサネイジア」シリーズは、孵化場におけるアニマルウェルフェア(AW)への配慮と、作業者の精神的負担軽減を目的に開発された装置。

(一社)日本種鶏孵卵協会が推奨する「CO2ガスによる安楽死手法」を採用し、米国獣医学協会(AVMA)のガイドラインに準拠。農林水産省が示すAWの「実施が推奨される事項」にも適合している。

今回発売した『ユーサネイジアEUC』は、処理羽数が多い大規模レイヤー孵化場のニーズに対応した連続処理型モデル。投入から搬出までの工程を自動化した。これまでバッチ式の「ユーサネイジア」シリーズを展開してきたが、処理能力の向上と作業負担軽減を求める声を受け、新機種を開発した。

装置内部のCO2濃度の表示・制御機能を備え、一定条件下で処置する。4段式ベルトコンベヤにより、ひなを一定速度で搬送し、処置後は自動で排出。連続処理に対応する。

安全面では非常停止ロープや側面カバー開放時の自動停止機能を装備。IP65相当の防塵・防水性能を備え、水洗い清掃にも対応するなど、現場での扱いやすさにも配慮した。

処理能力は2機種。「EUC-90」は毎時最大9,000羽(1分当たり約150羽)、「EUC-180」は同1万8,000羽(同約300羽)とし、孵化場の規模に応じて選択できる。これにより同シリーズは、バッチ式の「EUB-2」「EUB-5」「EUB-10」と、連続式の「EUC-90」「EUC-180」を合わせた計5機種のラインアップとなった。

同社は「孵化場の課題解決に取り組み、AWへの配慮と農業者福祉の向上に貢献したい」としている。

問い合わせは同社営業部(電0868-26-6600、F0868-26-6608、Eメール=info●kyowa-machinery.co.jp)へ。

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