2月の鶏肉出回り量は増加予想 相場は弱含みで

(独)農畜産業振興機構がまとめた今年1~2月の鶏肉の需給予測によると、国内生産量は前年同月比で1月99.6%、2月98.0%、輸入量は1月94.0%、2月103.9%で、出回り量は1月が前年同月比1.3%増の17万200トン、2月が同4.9%増の17万2800トンとみている。

年末から新年にかけて冬型の気圧配置が強まり寒さは本格化してきたが、需要は伸び悩み、1月のもも正肉相場は前年を約25円下回る648円、むね正肉は同41円下回る271円にとどまった。

今後は寒波の到来に伴い、鍋物需要などに期待はできるものの、2月の相場はもも正肉620~630円、むね正肉260円前後と、さらに弱含むとの見方も出ている。