十文字丸善スープ新工場が8月7日に竣工

竣工式を開いた十文字丸善スープの新工場

鶏肉インテの㈱十文字チキンカンパニー(十文字保雄社長―本社・岩手県二戸市石切所字火行塚25)と、自然素材にこだわった調味料を製造販売する丸善食品工業㈱(竹本博則社長―本社・東京都板橋区成増1-30-13)が出資する㈱十文字丸善スープ(十文字保雄社長―本社・岩手県久慈市小久慈町62-8-1)は、建設を進めていたスープ工場がこのほど完成したことから、8月7日に関係者による竣工式を行なった。

新工場は、十文字チキンカンパニーの久慈工場に隣接し、敷地面積6244平方㍍。工場建物は鉄骨造り2階建てで、延べ床面積は2524平方㍍。

総事業費は約23億円で、経済産業省の「津波・原子力災害被災地域雇用創出企業立地補助金」を活用。従業員は地元を中心に29人を雇用し、十文字チキンカンパニーが原料供給、丸善食品工業が製造と販売を担い、久慈工場から発生する新鮮な鶏ガラを主原料に、スープ、エキス、オイルなどの加工品を製造する。

スープ工場のプロジェクトは、農林中央金庫が2016年秋に、取引先金融機関が共通する両社を引き合わせたことがきっかけでスタート。18年4月に、十文字丸善スープを資本金8500万円(出資比率は十文字チキンカンパニー66%、丸善食品工業34%)で設立し、同8月に久慈市と企業立地協定を締結。19年5月に新工場の建設に着手していた。

両社の強みをマッチングすることで、新たな事業を創出し、東日本大震災で大きな被害を受けた久慈市の復興や、地域の農林水産業の一層の成長産業化を図る。