ハイテムの高精度斃死鶏発見システム 第1号稼働開始 NEC、マルイ農協と共同開発
㈱ハイテム(安田勝彦社長―本社・岐阜県各務原市テクノプラザ2-10)は、数年前から高精度斃死鶏発見システムの開発をNECソリューションイノベータ㈱、マルイ農業協同組合(本部・鹿児島県出水市)と進めてきたが、1年間の現場実証テストを経て、マルイ農協の系列養鶏場である高尾野養鶏農園の8万羽鶏舎に第1号を納入し、稼働を開始した。
現場実証での精度データ例は表の通り。NECソリューションイノベータの画像認識技術を背景に開発された独自のアルゴリズムにより、高い発見率と低い誤検知率を実現している。
4月24~26日に開催される国際養鶏養豚総合展(IPPS)で実機を稼働展示し、2025年から『レイヤーチェッカー』の商品名で一般向け発売を予定している。