国際養鶏養豚総合展2024が開幕
国際養鶏養豚総合展2024が4月24日、名古屋市のポートメッセなごや第1展示館で開幕しました。
出展者は、施設・機械・資材関係とフードコーナーなどを合わせて216社・団体、946小間で、特別企画の「スマート畜産ゾーン」では、生産者の担い手(後継者)不足、生産効率化、防犯対策、労働負担の軽減などの課題を解決するための機器や技術を紹介。「衛生対策ゾーン」では生活衛生、家畜衛生など様々なウイルス対策に効果的な製品や機器を紹介します。
今回、新たに加わった「SDGs(環境)ゾーン」では、堆肥化など従来からSDGssへの取り組みに生かされている施設や機械、成果を紹介します。
併催イベントとしては、(一社)日本卵業協会が4月25日午後3時から卵の魅力をPRするプロジェクト「JAPAN EGG AWARD」を開催。鶏卵業界で活躍する個人・団体が選りすぐりの取り組みを発表し、会場参加者による投票と審査員の選考により、一番輝いているプロモーションを決める。全国から黄色いたまニコTシャツを着て集まった鶏卵業界人で集合写真も撮影します。
特設ステージで実施する特別講演会(聴講無料)は、4月24日午後1時からJA全農たまご㈱東日本営業本部第1営業部の寺本直人部長が「2024鶏卵を取り巻く情勢について」、午後2時30分から元ラグビー日本代表の今泉清氏が「ラグビーに学ぶONE TEAM HEARTのつくり方」、25日午前11時から北海道大学大学院獣医学研究院の迫田義博教授が「鳥インフルエンザ、豚熱との戦い いかに農家を守るか」、午後1時から㈱資源・食糧問題研究所の柴田明夫代表が「世界の穀物需要とわが国 畜産が向かう方向」、26日午前11時からJA全農ミートフーズ㈱の大槻祐吾取締役食肉事業統括本部副統括部長が「2024変動する国産豚肉の需給動向」、午後1時から農林水産省畜産局畜産振興課の葛谷好弘畜産技術室長が「アニマルウェルフェアに配慮した家畜の飼養管理等(鶏・豚)」と題して講演します。
また、企業プレゼンテーションはコンベンションセンター3階のホールA1、A2、A3、A4、4階のホールBで行ないます。
会期は4月26日まで。詳細・来場者事前登録は同展ホームページ(https://ipps.gr.jp/)へ。