採卵用めす6.8%減、ブロイラー用2.5%増 5月え付け

(一社)日本種鶏孵卵協会は6月28日、2019(令和元)年5月分の鶏ひなふ化羽数調査結果(レイヤー29場、ブロイラー66場が回答)を公表した。

調査協力孵化場から報告された採卵用めすの出荷羽数(え付け羽数も同じ)は前年同月に比べ6.8%減の876万8000羽、ブロイラー用ひなは2.5%増の6021万羽。

これを基に同協会が試算した採卵用めすの全国推定出荷羽数は前年同月比6.8%減の936万3000羽、ブロイラー用ひなは2.5%増の6179万5000羽。

地域別(報告羽数ベース)にみると、採卵用めすは東北、北陸、東海、近畿、四国、沖縄で増加。ブロイラー用ひなは東北、北陸、中国、四国、九州で増加した。

1~5月累計の採卵用めすの全国推定出荷羽数は前年同期比4.8%減の4558万5000羽、ブロイラー用ひなは2.7%増の3億852万2000羽となった。

5月の採卵用種鶏の出荷羽数は前年に比べ10.7%増の9万3000羽(うち種鶏めすは10.7%増の8万3000羽)、ブロイラー用種鶏は11.0%減の37万9000羽(うち種鶏めすは12.8%減の32万8000羽)。

1~5月累計の採卵用種鶏の出荷羽数は前年同期比4.1%増の50万9000羽(うち種鶏めすは5.0%増の45万8000羽)、ブロイラー用種鶏は3.0%減の229万7000羽(うち種鶏めすは3.1%減の202万3000羽)となった。