『とくたま』発売 JA全農たまご
JA全農たまご㈱(小島勝社長―本社・東京)は7月1日、〝卵かけご飯に最適な卵〟のコンセプトで開発した『とくたま』を発売した。
『とくたま』は「最もおいしい卵かけご飯ができる卵」を目指し、JA全農の畜産部門や研究所などを含めて全農グループが一丸となって、7年かけて開発したプレミアム銘柄卵。約1200人の消費者アンケートをもとに、全農飼料畜産中央研究所で20種類の飼料をテストし、官能検査でご飯との相性が良かった糖蜜・魚粉・米油の〝黄金比〟の添加率を探し出した。
同飼料については、全農と共同で特許も取得した。
開発した卵は、甘い香りが特徴の糖蜜をエサに加えることで、黄身のコクや粘り気が強く仕上がっているとのことで、同社では消費者から「食べた後に長く余韻が残り、特に黄身の部分がとてもねっとりしていてコクと甘みがある」などの感想が寄せられていることを紹介している。
東日本で先行発売し、秋以降順次エリアを拡大する予定。最終的には全国展開を目指している。
赤玉6個入りパックで税込み希望小売価格は235円。