ブロイラーは戸数減、飼養羽数増加 平成29年2月1日現在の畜産統計
平成29年2月1日現在のブロイラー(地鶏や銘柄鶏を含む)の飼養戸数は、前年比50戸(2.1%)減の2310戸、飼養羽数は同52万8000羽(0.4%)増の1億3492万3000羽。この結果、1戸当たりの飼養羽数は同1500羽(2.6%)増の5万8400羽となった。
28年2月2日から29年2月1日までの1年間に3000羽以上のブロイラーを出荷した出荷戸数は、前年比40戸(1.7%)減の2320戸、出荷羽数は同1027万5000羽(1.5%)増の6億7771万3000羽となり、1戸当たりの出荷羽数は同9300羽(3.3%)増の28万2800羽であった。
地域別では、出荷戸数は北海道と中国が増加、北陸と沖縄が前年並みで、その他の地域で減少した。出荷羽数は東海と四国で減少したが、その他の地域では増加した。
出荷羽数規模別(学校や試験場などの非営利的な飼養者除く)では、戸数は年間20万~29万9999羽と50万羽以上の階層で増加し、それ以外の階層では減少した。出荷羽数は年間20万羽以上の階層で増加した。
年間30万羽以上の階層は、出荷戸数で601戸で全体の26.0%(前年25.7%)、出荷羽数は4億3023万9000羽で全体の63.5%(同63.4%)を占めている。