地鶏の生産羽数現象 平成22年度は4.6%減 兵庫牧場調査

(独)家畜改良センター兵庫牧場は、平成22年度の地鶏等(一部銘柄鶏含む)の生産状況をまとめた。
地鶏等は、都道府県と民間の39組織で、50銘柄が開発されており、年間出荷羽数は前年比95.4%の726万7000羽(22年の農林統計による処理羽数784万9000羽に対するカバー率は92.6%)であった。内訳は、都道府県開発鶏が611万7000羽で前年比93.1%、民間開発鶏が115万羽で同109.9%となっている。
交配の傾向は、雄タイプとしては軍鶏の利用が多く、次いで劣性白色プリマスロック、ロードアイランドレッド、名古屋種、比内鶏・薩摩鶏の順。雌タイプとしてはロードアイランドレッド、名古屋種、劣性白色プリマスロック、横斑プリマスロックの順。
飼育日数は、銘柄では90~150日飼育が約7割を占め、出荷羽数では約6割が90日以下となっている。飼育日数が150日以上になると、価格面の課題もあって少なく、銘柄数で6%、出荷羽数で1.7%を占めるにすぎない。
年間出荷羽数の生産規模は、全銘柄の約6割が5万羽以下であるが、出荷羽数では、年間30万羽以上の銘柄が全体の出荷羽数の約8割を占めている。

阿波尾鶏が1位、名古屋コーチンが2位

主な地鶏・銘柄鶏のコマーシャル生産実績(年間)は次の通り。
北海地鶏Ⅱ8000羽、青森シャモロック6万8820羽、南部かしわ7800羽、比内地鶏54万6000羽、やまがた地鶏6300羽、会津地鶏7万5000羽、ふくしま赤しゃも6万2000羽、奥久慈しゃも4万8474羽、つくばしゃも9635羽、栃木しゃも9000羽、上州地鶏1万1150羽、彩の国地鶏タマシャモ3万3000羽、房総地鶏6600羽、東京しゃも2万4000羽、甲州地どり3万6000羽、甲州頬落軍鶏2500羽、しなの鶏5000羽、信州黄金軍鶏3万5000羽、駿河シャモ7800羽、フジ小軍鶏1200羽、にいがた地鶏6000羽、奥美濃古地鶏16万6785羽、名古屋コーチン98万3000羽、みえ特産鶏(複数銘柄)1万5000羽、近江しゃも2万3000羽、京地どり1万羽、ひょうご味どり1万羽、大和肉鶏9万3000羽、鳥取地どり(複数銘柄)4500羽、おかやま地どり2万8000羽、長州黒かしわ6800羽、阿波尾鶏182万6538羽、讃岐コーチン6万羽、伊予路しゃも1000羽、媛っこ地鶏6万羽、土佐ジロー1万2000羽、土佐はちきん地鶏7万羽、はかた地鶏32万羽、はかた一番どり72万羽、つしま地どり1万羽、肉用熊本コーチン3500羽、天草大王10万羽、豊のしゃも2万9000羽、おおいた冠地どり4万5000羽、みやざき地頭鶏47万2500羽、さつま地鶏3万8500羽。
民間=(株)小松種鶏場11万羽、(株)森孵卵場100万羽、とりっこ倶楽部“ホシノ”4万羽。

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