台湾の養鶏視察団が後藤孵卵場を訪問

台湾の家禽孵化商業同業公会の日本養鶏事業考察団(視察団)一行25人(団長=陳東初理事長)が
5月17日、イシイグループの竹内会長とアイピー(株)の笹本常務の紹介で(株)後藤孵卵場(後藤悦男社長―本社・岐阜市)を訪れた。
考察団一行は、岐阜県の特産である「奥美濃古地鶏」に高い関心を持っており、同社会議室で行なわれた説明会には、奥美濃古地鶏を開発した岐阜県畜産研究所の田中巌養鶏研究部長と立川昌子専門研究員のほか、奥美濃古地鶏を孵化している(株)山本養鶏孵化場の山本満祥社長も同席した。
後藤社長が、考察団から事前に出された飼育や生産コストなどに関する質問に答えた後、田中研究部長と立川専門研究員が奥美濃古地鶏の育種と生産システムについて、(1)特定JAS規格の認定を受けている(2)年間出荷羽数は年間約20万羽で国内の地鶏では5番目であること(3)味にコクがあり歯ごたえがある──などと説明した。
説明を受けた後、一行は岐阜アグリフーズ(株)(柴田尚社長)の塔ノ洞養鶏場へ移動し、奥美濃古地鶏の飼育状況を見学した。
視察を終えた陳東初団長は、「このたびは短期間の訪問だったが、お陰様で所期の目的を達成することができた。皆様のご高配に厚くお礼申し上げる。台湾もWTOに加盟してこれから競争がますます激化する中で、後藤孵卵場の養鶏事業に対する研究態度を拝見して、我々もこれを手本にして、これからもより良い鶏を飼育するよう頑張っていきたい」などと述べた。