第1四半期の飼料補てん9900円 配合飼料3基金

配合飼料の3基金(全農系の全国配合飼料供給安定基金、商系の全日本配合飼料価格畜産安定基金、専門農協系の全国畜産配合飼料価格安定基金)は、このほど令和3年度第1四半期(令和3年4~6月)の補てん金の交付額をトン当たり9900円(このうち、異常補てん分が5901円)と決定した。

同期の平均輸入原料価格(トウモロコシ、こうりゃん、大豆油かす、大麦、小麦)は3万6835円で、基準輸入原料価格(直前1年間の平均輸入価格)の2万6899円を上回ったため。

同期の配合飼料価格はトン当たり5500円の値上げとなっていた(JAA全農の全国・全畜種総平均)。補てん金の交付は令和2年度第4四半期の3300円に続き、2期連続となる。