新刊『―必読―よくわかる「よりよい消毒」』 関令二著

獣医学博士の関令二氏の新刊『―必読―よくわかる「よりよい消毒」』【写真】が、このほど(公社)中央畜産会から発行された。

関氏が一昨年夏から昨年秋にかけて、中央畜産会発行の月刊誌「畜産コンサルタント」に15回にわたり連載した「畜産現場におけるよりよい消毒」を加筆修正して出版したもの。

国内外の豊富な科学的研究の成果に基づき、消毒の基本的な考え方から場所や物に合わせた具体的かつ適切な消毒の実施方法について解説しており、農場の飼養衛生管理者をはじめ、農場の指導に当たる獣医師、畜産技術者に広く読まれる1冊となっている。

同書は「第1章 畜鶏舎周囲の環境改善の必要性」「第2章 畜産現場における水衛生問題とその対応」「第3章 人も接触感染媒介物・シャワー、手洗い効果は大」「第4章 畜舎環境の病気水準を低く保つ」「第5章 消毒の3原則、濃度・温度・時間+pH」「第6章 消毒のパラメーターとしてのpH」「第7章 pH調整アルカリ化法」「第8章 消毒資材としての消石灰とその効果」「第9章 畜産現場における消石灰の使い方」「第10章 踏み込み消毒と消毒液」「第11章 車両消毒」「第12章 牛の皮膚真菌症」「第13章 消毒と金属腐食」などで構成。

A4判、132ページで定価は1430円(税込み)。申し込みは中央畜産会経営支援部(電03-6206-0846、F03-5289-0890、Eメール=book@jlia.jp)へ。