鶏卵17.5キロ、鶏肉13.9キロ 1人1年供給純食料

国民1人・1年当たりの供給純食料は、鶏卵は前年度比0.1キロ増の17.5キロ、鶏肉は0.2キロ増の13.9キロ、牛肉は前年度と同じ6.5キロ、豚肉も前年度と同じ12.8キロ、牛乳・乳製品は前年度比0.2キロ増の95.4キロ、魚介類は同0.1キロ増の23.8キロであった。

国民1人・1日当たりの供給熱量は、前年度比2.4キロカロリー減の2426.1キロカロリー、たんぱく質は0.2グラム減の78.5グラム、脂質は0.5グラム増の81.8グラム。PFC熱量比率は、たんぱく質(P)12.9%(前年度13.0%)、脂質(F)30・3%(同30.1%)、糖質(C)56.7%(同56.9%)であった。

飼料自給率は前年度と同じ25%。粗飼料の純国内産自給率は前年度より1ポイント上昇し77%、濃厚飼料(国内産飼料用小麦や大麦などで、輸入食料原料から発生した大豆油かすなどの副産物を除いたもの)の純国内産自給率は前年度と同じ12%であった。

平成27年から公表している食料自給力指標(国内生産のみで、どれだけの食料を最大限生産が可能であるかを試算した指標)は、米・小麦中心の作付けでは推定エネルギー必要量(2168キロカロリー)を下回るが、いも類中心の作付けでは上回っている。

畜産物1人・1年当たり供給純食料の推移