石井養鶏農協と会田共同養鶏組合が受賞 飼料用米活用畜産物ブランド日本一
農林水産省は2月26日、平成30年度「飼料用米多収日本一」と「飼料用米活用畜産物ブランド日本一」の受賞者を公表した。
「飼料用米多収日本一」の「単位収量の部」では、単収(10アール当たり)901キロを実現した栃木県宇都宮市の安納成一氏(作付品種・作付面積=北陸193号・3万8103平方メートル)、「地域の平均単収からの増収の部」では地域の平均単収(同)を328.3キロ上回った北海道美唄市の山口勝利氏(作付品種・作付面積=きたげんき・2万800平方㍍)が農林水産大臣賞を受賞した。このほかの受賞者は次の通り。
〔単位収量の部〕政策統括官賞=長沼靖夫氏(山口県山口市)▽全国農業協同組合中央会会長賞=(農)二島西(福江豊代表理事―山口県山口市)▽全国農業協同組合連合会会長賞=佐藤文親氏・佐藤公徳氏(青森県つがる市)▽(協)日本飼料工業会会長賞=長岡愼一氏(山形県飯豊町)▽日本農業新聞賞=㈱アグリイワナガ(岩永新一郎社長―佐賀県白石町)
〔地域の平均単収からの増収の部〕政策統括官賞=鈴木盛輝氏(北海道美唄市)▽全国農業協同組合中央会会長賞=山田和正氏(北海道美唄市)▽全国農業協同組合連合会会長賞=出島博昭氏(秋田県大館市)▽(協)日本飼料工業会会長賞=浅井孝司氏(北海道美唄市)▽日本農業新聞賞=(同)清水川(庄倉三保子業務執行社員―鳥取県南部町)
「飼料用米活用畜産物ブランド日本一」では、ポークランドグループ(秋田県小坂町)の『日本のこめ豚』と『米っこ桃豚』が農林水産大臣賞、㈱木村牧場(青森県つがる市)の『つがる豚』が政策統括官賞を受賞。
養鶏関係では、石井養鶏農協(徳島県石井町)の『大河のおすそわけ神山鶏』が全国農業協同組合中央会会長賞、(農)会田共同養鶏組合(長野県松本市)の『あいだの米たまご(酵素飼育米たまご、my米たまご)』が(公社)中央畜産会会長賞を受賞した。
表彰式は、3月15日に東京大学弥生講堂で開かれる「飼料用米普及のためのシンポジウム2019」内で行なう。