マルトグループ創業90周年記念「お肉と卵の味わいフェア」

タカシマヤタイムズスクエアとコラボイベント

豊橋飼料㈱(平野正規社長―本社・愛知県豊橋市)を中心とするマルトグループは、今年で創業90周年を迎えたことを記念し、11月17日から30日まで、東京・新宿のタカシマヤタイムズスクエアとのコラボイベント「おいしい秋を楽しもう!お肉と卵の味わいフェア」を実施した。

同フェアでは、東京都内でも有数の規模を誇るタカシマヤタイムズスクエアのレストラン街(12~14階)に入る15店舗が、マルトグループが生産・販売する名古屋コーチン、錦爽どり、秀麗豚、地養卵を使ったオリジナルメニューを提供。

また、レストラン街に掲示したパネルでマルトグループの総合畜産食品企業としての概要やSDGsへの取り組みなどを紹介し、パネルのQRコードを読み取ってマルトグループのECサイト「アイドルシェフ」の新規会員登録した人の中から抽選で40人に「名古屋コーチン水炊鍋セット」、50人に「朝採りたまご(しょうゆ付き)」をプレゼントするキャンペーンを実施した。

マルトグループの取り組みやキャンペーンのパネルをレストラン街に掲示

地養卵を生産・販売する会員で組織する全国地養卵協会は期間中、ハッシュタグ「#地養卵でファイト」をつけてSNS(インスタグラム、ツイッター)に投稿された〝食事で笑顔〟〝料理で笑顔〟の写真の中から最優秀作品にクオカード1万円などをプレゼントする「SNS#地養卵でファイト!キャンペーン」を実施した。

レストラン街の「総本家 小松庵」では、上品な甘みを持つ秀麗豚に片栗粉をまぶし、とろみのついたつゆに地養卵をとき、かき玉そばに仕上げた『秀麗豚とかき玉そば』を提供。松尾康満氏は「この時期に出すそば屋のメニューであればお客様に温まってほしいと考え、とろみのついたかき玉そばになった」と述べた。

「伊勢志摩の恵み 伊勢角屋」では、鶏ひき肉と細かく切った旬の野菜を、錦爽どり(もも肉)で巻いてローストし、地養卵の卵黄ソースで食べる『豊橋 錦爽どりのガランティーヌ地養卵のトリュフ卵黄と角屋味噌漬け卵黄のベアルネーズソース』を提供。湯谷泰三シェフは「錦爽どりはとても食べやすく、おいしい鶏肉。地養卵の卵黄の中にはトリュフピューレを注入し、割ると中から出てくる仕掛けになっている」などと説明した。

「ディキシーダイナー ザ ミートロッカー」では、名古屋コーチンの素材本来のうま味を引き立たせるために、塩・コショウのみで味付けした『名古屋コーチン&ステーキ』を提供。塙光裕料理長は「認知度が一番高い名古屋コーチンを使用した。歯ごたえがしっかりしており、食べ応えがある」などと評価した。

今回のフェアについて豊橋飼料の石田渉取締役は「創業90周年を迎えるに当たり、コロナ禍で様々なイベントができない中で、この企画が大きな目玉となった。百貨店も通常営業に戻る最高のタイミングで開催できることはとても喜ばしい。マルトグループの食材を利用した新しいメニューをお客様に紹介することで、東京を中心に我々の商品をアピールできると思う。今年からECサイトで加工品を含めた販売を手がけているため、会員を募って多くの人に見てもらえるようなきっかけにしたい」などと話している。

レストラン街で提供されたこのほかのオリジナルメニューは次の通り。

【名古屋コーチン】プレッツカフェクレープリー『名古屋コーチンのガレット』

【名古屋コーチン・地養卵】とんかつ とん匠『厳選名古屋コーチンのチキンカツ煮』▽天厨菜館『名古屋コーチンの蒸し鶏』

【錦爽どり・地養卵】モアナキッチンカフェ『錦爽どりのタコライス』▽新宿 つな八『錦爽どりの小天丼』▽水刺齋『錦爽どりの塩麹ステーキと坂越牡蠣の純豆腐チゲ』▽木挽町天國『豊橋の恵み』

【秀麗豚】ミゲルフアニ『秀麗豚のピンチョ・モルーノ』

【秀麗豚・地養卵】焼肉トラジ『秀麗豚と国産豚カルビの包み野菜セット』

【地養卵】京はやしや『たんたんうどん』▽新宿中村屋 オリーブハウスダイニング『洋食プレート』▽ドナテロウズ『地養卵を使ったクレープ』