農場指導員養成事業を今年度も実施 日本食品安全検証機構 無料でオンライン研修

NPO法人日本食品安全検証機構(茶薗明理事長)は、令和5年度も農場指導員養成事業を実施する。

農林水産省補助事業として平成26年度から始まり、今年で10年目の節目を迎える同事業では、延べ1000人を超える受講修了者を畜産業界に送り出してきた。令和3年6月1日には改正食品衛生法が完全施行され、HACCP制度化も本格施行となった。さらに農場段階では、家畜伝染病予防法による飼養衛生管理基準も改正された。

同事業の研修カリキュラムは、農場HACCP指導員養成研修をe-ラーニング形式で実施するもので、畜産農場での食の安全、バイオセキュリティ、衛生管理の推進に参考になる内容となっており、添削指導が受けられることも受講者から好評を得ている。

研修は共通講座と畜種別講座(5畜種)に分かれており、定員は共通講座・畜種別講座とも各60人。受講料は無料。いずれも申し込み期限の7月21日までに専用フォーム(https://forms.gle/2y1v8BAiAR5D5ajLA)またはQRコードから申し込む。

問い合わせは日本食品安全検証機構(Eメール=haccp-2014●haccp-jvo.com)の赤池、古谷の両氏へ。

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