日本農産工業『三ツ星たまご』を新発売 『ヨード卵・光』関連商品のECサイトも開設

日本初の3つの機能性を表示する鶏卵

日本農産工業㈱(本社・横浜市)は、9月から関東・東北エリアで3つの機能性を表示する機能性表示食品『三ツ星たまご』を発売した。

『三ツ星たまご』は、DHA(ドコサヘキサエン酸)とEPA(エイコサペンタエン酸)の働きにより、血中の「中性脂肪」、中高年の人が加齢に伴い低下する認知機能の一部である「記憶力」「判断力」にもアプローチする機能性表示食品。複数の機能性を表示する機能性表示食品の鶏卵は日本で初めて(同社調べ)とのこと。

1日2個食べると、中性脂肪を下げる機能性が報告されている量を上回るDHA・EPAを摂取できる。また、記憶力・判断力を維持する機能性が報告されているDHA・EPA量の52%を摂取できる。

イワシやサバなどの青魚類に多く含まれるDHA・EPAには、様々な機能性が報告されているが、日本人の魚介類の摂取量は年々減少し、日常的にDHA・EPAを継続して摂取できる食習慣が減ってきている。一方、鶏卵は生食や加熱調理など様々な方法で手軽に無理なく食べ続けやすい食材のため、鶏卵を通じて手軽に健康に貢献できる商品として『三ツ星たまご』を開発した。

鶏卵中にDHA・EPAを強化するために、配合飼料メーカーとしての技術と原料調達力を生かし、精製されたフィッシュオイルを使用した『三ツ星たまご』専用の飼料を開発した。鶏の栄養面にも配慮して設計されている。

赤玉6個入りで、希望小売価格は289円(税込み)。

さらに同社は『ヨード卵・光』を使った商品を扱うECサイト「そもそもから違うたまごでつくる商店」(https://store.yodoran.com/)を9月16日に開設した。

『ヨード卵・光』の認知度は全国的に高いものの、その卵を使用した加工食品の販売は一部の小売店に限られていたことから、多くの消費者からの要望を受けてECサイトを開設したもの。

サイト名は、飼料からこだわった卵を使って作った商品のみを扱い、多くの人に卵(素材)の違いを楽しんでほしいとの思いから命名した。

現時点の商品ラインアップはマヨネーズとフリーズドライスープで、今冬にはプリンが登場する予定。