鶏肉3.7%増、鶏卵5.1%増 10月の家計調査購入量
総務省統計局は12月8日、令和2年10月分の家計調査結果を公表した。新型コロナウイルスの影響により内食需要が高い傾向は依然として続き、畜産物の購入量は前年同月を上回った。
全国1世帯(世帯人員=2.94人)当たりの鶏肉の購入量は前年同月比3.7%増の1.538キロ(1人当たりは4.4%増の523グラム)、支出金額は8.5%増の1424円(同9.3%増の484円)。
鶏卵の購入量は5.1%増の2.889キロ(1人当たりは5.8%増の983グラム)、支出金額は3.1%増の837円(同3.8%増の285円)。
このほかの購入量は、牛肉は20.7%増の577グラム、豚肉は5.9%増の1.915キロ、マヨネーズ・マヨネーズ風調味料は2.4%増の213グラム、ドレッシングは8.6%増の177ミリリットル、生鮮魚介は0.3%増の1.884キロ。
弁当や総菜など調理食品の支出金額は2.4%増の1万904円(やきとりの支出金額は4.5%増の186円)、学校給食を除く外食の支出金額は3.5%減の1万1555円。
これらを基に本紙で試算した1~10月累計の鶏肉の購入量は前年同期比11.5%増の15.439キロ(1人当たりは12.1%増の5.226キロ)、支出金額は11.2%増の1万4093円(同11.7%増の4771円)。
鶏卵の購入量は6.9%増の28.236キロ(1人当たりは7.4%増の9.558キロ)、支出金額は11.6%増の8429円(同12.1%増の2853円)。