採卵用めす12.4%増、ブロイラー用0.3%減 3月え付け

(一社)日本種鶏孵卵協会は4月30日、令和2年3月分の鶏ひなふ化羽数調査結果(レイヤー27場、ブロイラー65場が回答)を公表した。

調査協力孵化場から報告された採卵用めすの出荷羽数(え付け羽数も同じ)は前年同月に比べ12.4%増の953万2000羽、ブロイラー用ひなは0.3%減の6036万羽。

これを基に同協会が試算した採卵用めすの全国推定出荷羽数は前年同月比12.4%増の1011万2000羽、ブロイラー用ひなは0.3%減の6111万6000羽。

地域別(報告羽数ベース)にみると、採卵用めすは北海道、東北、関東・東山、中国、四国、九州で増加。ブロイラー用ひなは北海道、北陸、関東・東山、九州で増加した。

本紙で試算した1~3月累計の採卵用めすの全国推定出荷羽数は前年同期比6.6%増の2877万3000羽、ブロイラー用ひなは2.4%増の1億8817万3000羽となった。

3月の採卵用種鶏の出荷羽数は前年同月並みの8万3000羽(うち種鶏めすは前年同月並みの7万5000羽)、ブロイラー用種鶏は前年同月比10.7%増の42万5000羽(うち種鶏めすは10.7%増の37万4000羽)。

本紙で試算した1~3月累計の採卵用種鶏の出荷羽数は前年同期比2.5%増の28万7000羽(うち種鶏めすは0.4%減の25万1000羽)、ブロイラー用種鶏は1.1%減の139万2000羽(うち種鶏めすは1.1%減の122万4000羽)となった。