採卵用めす9.5%減、ブロイラー用1.1%減 3月え付け

(一社)日本種鶏孵卵協会は4月26日、2019(平成31)年3月分の鶏ひなふ化羽数調査結果(レイヤー29場、ブロイラー68場が回答)を公表した。

調査協力孵化場から報告された採卵用めすの出荷羽数(え付け羽数も同じ)は前年同月に比べ9.5%減の848万3000羽、ブロイラー用ひなは1.1%減の6055万3000羽。これを基に同協会が試算した採卵用めすの全国推定出荷羽数は前年同月比9.5%減の899万6000羽、ブロイラー用ひなは1.1%減の6130万羽。

地域別(報告羽数ベース)にみると、採卵用めすは東北、近畿で増加。ブロイラー用ひなは東北、北陸、九州、沖縄で増加した。

1~3月累計の採卵用めすの全国推定出荷羽数は前年同期比4.8%減の2699万5000羽、ブロイラー用ひなは1.3%増の1億8384万羽となった。

3月の採卵用種鶏の出荷羽数は前年に比べ14.4%減の8万3000羽(うち種鶏めすは13.8%減の7万5000羽)、ブロイラー用種鶏は11.3%減の38万4000羽(うち種鶏めすは12.0%減の33万8000羽)。

1~3月累計の採卵用種鶏の出荷羽数は前年同期並みの28万羽(うち種鶏めすは1.6%増の25万2000羽)、ブロイラー用種鶏は1.1%減の140万7000羽(うち種鶏めすは1.1%減の123万7000羽)となった。

※え付け羽数の表は統計情報のページに掲載しています