「玉子焼き」は3冠王!!! マルハニチロのお弁当に関する調査

「鶏のからあげ」は子ども人気トップ

マルハニチロ㈱(伊藤滋社長―本社・東京都江東区)は5月29日、「お弁当に関する調査2018」の結果を公表した。今回は4月23、24の両日に、月に1回以上弁当を作る全国の20歳から59歳までの女性に対してインターネット調査を実施(調査協力・ネットエイジア㈱)し、1000人の有効回答サンプルを集計した。

全回答者(1000人)に、弁当(1食)に入れるおかずの品数を聞いたところ「3品」(25.6%)や「4品」(30.4%)、「5品」(28.0%)に回答が集まり、平均は4.1品となった。

弁当のおかずとして利用しているものを聞いたところ「冷凍食品」(68.6%)が最も多く、次いで「当日手作りしたおかず」(62.7%)、「前日の食事の残り物」(60.3%)、「作り置きしたおかず」(45.4%)、「レトルト食品」(31.5%)となった。

弁当を作るときに工夫していることを聞いたところ「色のバランス(赤、緑、黄色を入れるなど)」が51.4%で最も多く、次いで「食べやすさ(おかずの形や大きさなど)」が43.5%、「栄養のバランス」が40.1%、「冷めてもおいしく(味付けやおかずの種類を工夫するなど)」が39.0%、「汁漏れ防止」が37.6%となった。

弁当作り(1食)にかかる時間を聞いたところ「10分~20分未満」(35.2%)や「30分以上」(34.7%)との回答が多く、平均は21.1分であった。さらに弁当を作るときに起きる時間を聞いたところ「6時台」が50.6%と半数以上になった。

弁当1食にかけている金額を聞いたところ「100円~200円未満」(24.4%)や「200円~300円未満」(29.2%)、「300円~400円未満」(26.8%)に回答が集まり、平均は256.5円となった。

弁当のおかずによく入れるものを聞いたところ、1位「玉子焼き」(71.8%)、2位「鶏のからあげ」(58.7%)、3位「ウインナー」(58.5%)、4位「ハンバーグ」(42.6%)、5位「ミートボール」(34.4%)となった。1位の「玉子焼き」は7割以上の人が回答した。

自身が弁当で食べたいおかずを聞いたところ、1位「玉子焼き」(51.7%)、2位「鶏のからあげ」(50.5%)、3位「ハンバーグ」(31.9%)、4位「ウインナー」(31.1%)、5位「きんぴらごぼう」(29.4%)となった。

弁当の節約メニューには欠かせないおかずを聞いたところ、1位「玉子焼き」(42.7%)、2位「ウインナー」(17.9%)、3位「野菜炒め」(12.9%)、4位「ゆで玉子」(12.1%)、5位「きんぴらごぼう」(10.5%)となり、「玉子焼き」は〝お弁当によく入れるおかず〟〝自身が食べたいおかず〟でも1位に挙がり、3冠を達成した。

子どもがいる人(623人)に、自身の子どもが好きな弁当のおかずを聞いたところ、1位「鶏のからあげ」(54.1%)、2位「玉子焼き」(46.7%)、3位「ウインナー」(41.4%)、4位「ハンバーグ」(40.3%)、5位「ミートボール」(30.7%)となった。