『ワクモス』と『ワクモナイナイ』 四国ケージがパンフレット作成
ワクモ対策商品の自然還元型ワクモ捕虫・殺虫器『ワクモス』や樋吊金具『ワクモナイナイ』を販売している四国ケージ㈱(井川茂樹社長―愛媛県四国中央市土居町野田1548)は、現在のワクモ対策と問題点、同社のワクモ対策商品の特徴をまとめた「パンフレット」を作成した。
『ワクモス』は、生分解性の材質で、鶏舎のエサ樋の前面や除ふんベルト上に設置することで効率よくワクモを捕らえ、殺虫するとともに、捕獲数を確認することで鶏舎内のワクモ汚染状況を評価するもので、国際特許出願中および商標登録済み。
また、捕中後のワクモスは、そのまま鶏糞と一緒に堆肥処理でき、ワクモスに含まれる鉄化合物により、堆肥製造時の臭いを軽減するほか、堆肥に不足する土壌中の微量要素を補足する効果も期待されるとのこと。
ただ、同製品は、ワクモを完全に駆除するものではないため、同社では、最初は鶏舎の入り口、中央、出口にワクモスを何枚かまとめて設置し、1週間ごとに回収して、発生が確認されたところに集中的に設置するのが効率的ではないかとしている。
エサ樋・水樋吊金具の『ワクモナイナイ』は、ケージと同等の亜鉛メッキ線を各種の樋の形状に合わせて加工した新しい吊金具で、実用新案(登録3190762号)を取得。金具と樋本体やケージと接する面を極力少なくすることで、ワクモの隠れ家を減らす。また、掃除や洗浄の祭に、殺虫剤・洗浄剤に含まれる成分による腐食の心配が大幅に軽減することが期待される。
パンフレットの請求や詳細の問い合わせは同社(電0896-74-2856、F0896-74-2950)またはホームページ(http://shikoku-cage.jp)へ。