IBで養鶏セミナー MSDアニマルヘルス

MSDアニマルヘルス㈱(イシュトバン・グローフ社長―本社・東京)は10月2日、東京都千代田区のMSD製薬㈱本社で、恒例の養鶏セミナーを開き、関係者ら約100人が出席した。

高田健次テクニカルサービスマネージャーの司会で進め、金井幹泰ポートリー&アクアカルチャー事業部長があいさつ。

今回は「より良いIBコントロールのためのアプローチ」をテーマに、英国のエックスオボ(x-OvO)社社長のリチャード・カーリー博士が「2018年から19年に分離された鶏伝染性気管支炎(IB)のQX様株」をテーマに講演。高田氏が「フィールドでのIBコントロール事例」について情報提供した。

PCRなどを活用して、家禽疾病の有無やワクチン定着の診断サービスなどを行なっているエックスオボ社のカーリー博士は、IBウイルスの特徴や、鶏からの適切なサンプル採取方法、同社が開発したQX様株を高い精度で検出する技術、昨年から始めた日本でのIB調査の結果などを紹介した。

(詳しくは本紙をお読みください)