AI対策講演動画、4月10日まで公開 第17回日本たまご研究会

㈱NBL「鶏と卵の研究所」(所長=八田一日本たまご研究会会長)は、昨年10月29日に開催した『第17回日本たまご研究会』での高病原性鳥インフルエンザをテーマとした専門家3氏の講演(概要は本紙昨年11月25日号掲載)動画を、動画共有サイトのユーチューブで4月10日まで期間限定配信している。

開催後、多くの人から同研究所に「講演録画を視聴したい」との要望があり、各講演者の快諾を得て、1か月間の限定公開を行なうことにしたもの。

視聴できるのは、北海道大学人獣共通感染症国際共同研究所の喜田宏統括の基調講演「インフルエンザウイルスの生態―次のパンデミックに備えて」、鳥取大学鳥由来人獣共通感染症疫学研究センターの伊藤壽啓センター長の「高病原性鳥インフルエンザの国内外の現状と対策」、㈱NBLの牧野壯一取締役(「鶏と卵の研究所」研究員)の「高病原性鳥インフルエンザの感染防止対策」の3題。

なお同研究所は、「昨年の講演のため使用しているデータは2021年のものであること」を断っているほか、「著作権の関係から本動画のダウンロードや拡散は厳禁」としている。視聴は「鶏と卵の研究所」ホームページ(https://eggnbl.com/)へ。トップページのバナーをクリックし、必要事項を記入すると視聴できる。

また、同研究所の2022年の活動報告として「わが国の採卵養鶏業界における高病原性鳥インフルエンザに関する調査研究報告書2023年版」も、4月1日から同ホームページで公開する予定となっている。