プライフーズの第一ファーム買収 神戸物産子会社の朝びき若鶏

全国で「業務スーパー」を展開する神戸物産㈱(沼田博和社長―本社・兵庫県稲美町)は4月1日、子会社の㈱朝びき若鶏(沼田昭二社長―群馬県高崎市)が、プライフーズ㈱(田中眞光社長―八戸本社・青森県八戸市)から養鶏場の第一ファーム(群馬県渋川市)を3月31日付で譲り受けたと発表した。
神戸物産では、昨年発生した使用期限切れの中国産鶏肉の問題などを背景に国産鶏肉の需要が拡大したため、平成23年11月に設立した子会社の㈱グリーンポートリー(岡山県鏡野町)だけでは「業務スーパー」店舗への国産鶏肉の供給は難しいと判断し、今年1月28日に伊藤忠飼料㈱子会社の㈱但馬高崎事業所の食鳥処理場と養鶏場を譲り受けることで合意していた。
今回は増産を目的に、プライフーズ㈱から第一ファーム(約26万羽飼養)を譲り受けることにしたもの。
平成29年5月までに、群馬県と岡山県に年間飼養羽数100万羽の鶏舎を新設する予定。

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