15人平均の年間予想卵価は185円 変動要因の多い今年の卵価を占う

平成24年の鶏卵相場は、国内生産が前年の鳥インフルエンザや東日本大震災による減少から回復する一方、前年後半から増加した輸入卵、消費者の節約志向などから供給過剰に陥り、1月から大幅に前年同月を下回って推移した。5~8月の成鶏更新・空舎延長事業の発動もあって、10月から価格も回復したが、年間M加重(東京)は179円の低水準にとどまった。平成25年については、配合飼料価格の高止まりによるコスト高のなかで、生産、輸入、消費の動向も不透明であるが、業界有識者15人に占っていただいた年間平均価格は185円となった。

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