神戸物産が岡山県ブロイラーの事業を引き継ぐ

全国で約600店舗の業務スーパーを展開する(株)神戸物産(沼田博和社長―本社・兵庫県加古郡稲美町中一色883、資本金6400万円)は、民事再生法の適用を申請していた(有)岡山県ブロイラー(岡山県苫田郡鏡野町下原1647-1)と同グループの岡山県食鶏農協の事業と施設を引き継ぐ。
業務スーパーでは、国内外から調達した鶏肉を販売していたが、同社が国内で鶏肉の生産・販売を手がけるのは初めて。岡山県で生鳥の飼育、鶏肉の生産・加工・販売に取り組む子会社の(株)グリーンポートリー(岡山県苫田郡鏡野町、資本金600万円)を設立、5月14日には、地域雇用、環境対策などで鏡野町と連携を密にして事業を進めることを内容とする企業立地協定を締結した。
計画では、処理・加工場などを改築し、県内の直営農場や契約農場で生産した鶏肉を、処理・加工場で処理するほか、チキンカツやフライドチキンなどの加工も手がけ、神戸物産の業務スーパーのほか、食肉卸などにも販売する。

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