6月に『三ツ星タマリエ検定』 鶏卵関係者対象に実施
(社)日本卵業協会(羽井紀行会長)は、第1回『三ツ星タマリエ検定』を6月29日に、東京都中央区の馬事畜産会館で実施する。
『タマリエ検定(タマゴのソムリエ検定)』は、同協会の若手会員らで構成する「ヤングミーティング」(松本邦義代表幹事)が“タマゴの素晴らしさをみんなに伝えよう”のスローガンのもと、鶏卵や養鶏に関する正しい知識の普及啓発を目指して製作しているもの。一昨年秋に、インターネットなどから誰でも参加できる『一ツ星タマリエ検定』を立ち上げ、これまでに約1万4000人が挑戦した。
農水省や(社)日本養鶏協会など関係団体の後援・協賛を得て実施する『三ツ星タマリエ検定』は、鶏卵企業の新入社員や営業担当者らに身に付けてほしい内容を検定範囲としているため、レベルが一ツ星に比べてやや高く、今年度は鶏卵業界関係者を対象に実施する。
検定問題は、あらかじめ配布される教科書「タマゴのソムリエハンドブック」から出され、問題数は50問。出題形式は設問の選択肢から正しい答えを選ぶ選択式。検定時間は60分間。検定会場の定員は50人。検定料3000円(タマリエハンドブック含む)。
10月には大阪でも実施する予定で、同協会では、検定への積極的な参加を呼びかけている。