変動要因の多い今年の卵価を占う 15人の年間平均は183円

平成23年の卵価は、前半は鳥インフルエンザ(AI)や東日本大震災の影響による供給減で上昇した。しかし後半は、生産が回復する一方、輸入卵の増加、消費者の節約志向と東京電力福島第一原子力発電所の事故の影響などから重い足取りをたどった。ただ年間平均では昨年の187円(JA全農たまご、東京M加重)を上回る196円となった。平成24年の生産、輸入、消費の動向については、例年以上に見通しが難しいが、業界有識者15人に占っていただいた年間平均価格は183円となった。

コメントを残す