鶏肉0.4%増、鶏卵11.2%増 2月の家計調査・購入量

総務省統計局は4月7日、令和2年2月分の家計調査結果を公表した。今年はうるう年で、2月は通常の年より1日多いことや、新型コロナウイルスの感染拡大で内食需要が高まり、購入量が増加した項目が多かった。

全国1世帯(世帯人員=2.96人)当たりの鶏肉の購入量は前年同月比0.4%増の1.402キロ(1人当たりは1.0%増の474グラム)、支出金額は0.9%増の1310円(同1.6%増の443円)。

鶏卵の購入量は11.2%増の2.742キロ(1人当たりは12.0%増の926グラム)、支出金額は8.5%増の779円(同9.2%増の263円)。

このほかの購入量は、牛肉は6.1%増の522グラム、豚肉は5.5%増の1.810キロ、マヨネーズ・マヨネーズ風調味料は4.8%増の217グラム、ドレッシングは2.8%減の171ミリリットル、生鮮魚介は1.2%減の1.780キロ。

弁当や総菜など調理食品の支出金額は10.1%増の1万253円(やきとりの支出金額は14.2%増の177円)、学校給食を除く外食の支出金額は3.4%増の1万1945円。

これらを基に本紙で試算した1~2月累計の鶏肉の購入量は前年同期比2.3%減の2.760キロ(1人当たりは1.7%減の932グラム)、支出金額は1.0%減の2619円(同0.4%減の885円)。

鶏卵の購入量は2.0%増の5.190キロ(1人当たりは2.7%増の1.753キロ)、支出金額は4.7%増の1516円(同5.4%増の512円)。

1人当たりの購入量は表の通り。