パッケージデザインを縦じまから網目へ キユーピーの中国展開マヨネーズ

キユーピー㈱(本社・東京都渋谷区)は、中国で製造販売するマヨネーズのパッケージを網目のデザイン【写真上】に一新し、商品を順次、切り替えている。

同社は1993年に「北京丘比食品有限公司」、2002年に「杭州丘比食品有限公司」を設立し、中国のマヨネーズ市場拡大をけん引。2010年には「丘比(キユーピー)」ブランドが日本の食品会社では初めて、中国国内でよく知られ信頼されている商標として「馳名(ちめい)商標」に認定された。現在、家庭用マヨネーズのシェアは北京で90%、上海で55%、広州で70%(2019年のキユーピー調べ)。

今回、中国のマヨネーズ市場をさらに活性化するため、パッケージを従来の縦じまから、世界で親しまれている網目のデザインに変更した。また、より安定供給を図るため、製造工場ごとに異なっていたバーコードを中国全土で統一し、BCP(事業継続計画)の対策を強化した。