コロラド州でケージフリー法案が可決

コロラド州のジャレド・ポリス知事は7月1日、同州議会で可決されたHB20-1343法案に署名した。同法では、2025年1月1日以降のケージフリーシステム以外での飼養などを禁止するとしている。これにより、同州の鶏卵生産者は5年以内に新たにケージフリーシステム鶏舎を建設しなければ、生産を継続できなくなる。

6月1日時点の米国農務省の統計によると、同州内で食用卵を生産する採卵鶏の羽数は、3万羽規模以上の農場で約450万羽。採卵鶏の総羽数は約500万羽。