ココイチとのコラボ鶏(ケイ)ちゃん発売 萩原チキンセンター

岐阜の郷土料理普及へ

「鶏ちゃん合衆国」の副大統領兼商務長官も務める日下部社長

カット済み味付け鶏肉「萩屋ケイちゃん」を製造販売する㈲萩原チキンセンター(日下部讓社長―本社・岐阜県下呂市萩原町)は、4月1日に外食大手とのコラボ商品『CoCo壱番屋監修 萩屋ケイちゃんカレー味』【写真】を新発売した。

国産鶏肉を使った半調理品で、CoCO壱番屋監修のカレーと「とび辛スパイス」、萩原チキンセンターが選んだみそを使用。斬新で、何度も食べたくなるような味を目指した。

内容量は230グラム。20万食限定。中部をはじめ、関西や関東甲信越の一部のスーパーにも出荷。税込みの小売価格は453円前後を想定している。

萩原チキンセンターの日下部社長によると、近年の単身者・共働き世帯の増加と、コロナ禍に伴う内食需要を受けてシリーズ販売数量が大きく伸長。これまでのみそ、しょうゆ、塩、ピリ辛みそ味に加えて、新たな味付けを求める声が増えていた。

日下部社長は「同じ東海地方にルーツを持ち、国内外に1400店舗以上を展開するCoCo壱番屋さまとコラボすることができた。これを機に、岐阜県の誇る食文化『鶏ちゃん』をますます広めたい。秘密のケンミンSHOWでも鶏ちゃんが特集されるなど、全国的な知名度も上がってきている」と話している。

萩屋ケイちゃんシリーズの調理方法は、キャベツ4分の1(約250グラム)を一口大にカットしフライパンで一緒に焼くだけ。これからの季節はバーベキューやキャンプの食事用に買う人も多いという。