「から揚げ強化月間」で出陣式 日本唐揚協会

やすひさてっぺい会長

(一社)日本唐揚協会(やすひさてっぺい会長兼理事長)は10月2日、東京都渋谷区のリストランテ・ベニーレベニーレで「から揚げ強化月間制定記念出陣式&記者発表会」を開き、テレビや雑誌などのメディア約40社から、記者ら約60人が参加した。

10月は運動会や行楽の機会が多く、「じゅわっと、ジューシー」の語呂にも合い、干支でも酉(とり)が10番目に来ることから、同協会は今年から、毎年10月を「から揚げ強化月間」に制定【本紙9月25日号既報】

出陣式では冒頭、やすひさ会長が「日本唐揚協会も、この10月に設立10周年を迎える。皆さんと一緒に『から揚げ強化月間』を盛り上げたい」とあいさつ。

来賓の佐藤実(一社)日本食鳥協会会長も「実は我々も10月29日を『国産とり肉の日』に制定し、全国の国産チキンまつりの会場でから揚げを販売している。今後も、国産チキンとから揚げをよろしくお願いしたい」と同協会の活動を紹介した。

日本唐揚協会の八木宏一郎専務理事が「から揚げ強化月間」制定の経緯を説明し、八木氏と、キャンペーンのゴールドパートナーの㈱ニチレイフーズから平田毅さん(家庭用商品グループマーケティングチームマネジャー)、〝から揚げアイドル〟の有野いくさんが「から揚げトレンド談義」を展開。

平田さんは、ニチレイフーズと日本唐揚協会が協力して実施した「全国から揚げ調査」で、①全国の推定年間から揚げ消費量は220億個以上(から揚げを愛する〝カラアゲニスト〟は一般消費者の4倍の年間約1000個を消費)②から揚げを最も食べている都道府県は青森県(1か月1人32.0個)――などの結果が出たことを説明。から揚げを家庭で食べる頻度、特に冷凍食品や総菜のから揚げを買ってきて食べる頻度が右肩上がりで上昇していることも紹介した。

これまで4000店以上のから揚げを食べたという八木専務理事は〝から揚げの聖地〟大分県中津市のから揚げ専門店の多さや、今年4月現在の「全国のから揚げ専門店数」が1408店舗と推定されることなどを説明。有野さんも、これまで約1700店のから揚げを食べ歩いた日々を「もう人生ですね」と振り返り、あふれる〝から揚げ愛〟をアピールした。