平成25年度の食鳥検査 ブロイラー処理羽数0.6%増 成鶏・その他は減少
厚生労働省医薬食品局食品安全部は8月8日、「平成25年度のと畜・食鳥検査等に関する実態調査」をまとめた。
25年度の食鳥検査による食鳥処理羽数は、7億6311万5741羽で前年度比98.6%と減少した。このうちブロイラーは全体の88.2%(前年度86.4%)を占める6億7278万296羽で同100.6%と微増したが、成鶏は全体の11.6%(同13.3%)を占める8848万8002羽で同85.8%、アヒル、七面鳥など「その他」は全体の0.2%(同0.3%)を占める184万7443羽で同94.8%と減少した。
大規模食鳥処理場と認定小規模食鳥処理場(年間30万羽以下の処理施設)での処理羽数割合をみると、大規模処理場での処理は、ブロイラーが前年度と同じ全体の98.4%を占める6億6195万1988羽、成鶏は85.7%(同86.4%)を占める7584万268羽、その他は19.1%(同18.1%)を占める35万2109羽であった。
処理方法別の処理羽数は、中抜きブロイラーで97.4%、成鶏で56.6%であった。
食鳥処理場数は、大規模処理場が前年度より1か所少ない157場(ブロイラー102場、成鶏31場、ブロイラーと成鶏19場、成鶏とその他1場、その他1場、休止・処理実績なし3場)、認定小規模処理場が同10か所減の2084場(ブロイラー888場、成鶏348場、その他77場、ブロイラーと成鶏101場、ブロイラーとその他12場、成鶏とその他17場、ブロイラーと成鶏・その他11場、休止中・処理実績なし632場)であった。
食鳥検査料は、前年度と同じ最低3円、最高6円。全体平均では、ブロイラーは平日4.26円(前年度4.28円)、時間外4.32円(同4.36円)、土曜日4.33円(同4.36円)、日曜日4.34円(同4.38円)、祝祭日4.34円(同4.38円)、年末年始4.34円(同4.37円)。成鶏は平日4.25円(前年度4.28円)、時間外4.32円(同4.36円)、土曜日4.33円(同4.36円)、日曜日4.34円(同4.38円)、祝祭日4.34円(同4.38円)、年末年始4.34円(同4.37円)などであった。