混合飼料「アシドザイム」を発売 日清飼料
日清製粉グループの日清飼料(株)(福嶋宣社長―本社・東京)は、夏季・高温期に体力が低下しがちな鶏の消化能力を、複合酵素と有機酸の相乗効果でサポートする鶏用混合飼料「アシドザイム」を開発し、7月1日に新発売した。
同製品は、クエン酸・脱脂米ぬかに、3種類の酵素を配合した混合飼料で、通常の飼料に配合して給餌するだけで、消化性を高め、栄養成分の吸収を高める。
アシドザイムの主な特長は、(1)夏季・高温時の食下量の増加が見込めない時に、消化性を高めるための鶏用混合飼料(2)三種類の酵素が栄養素の吸収・消化を向上させる効果がある(3)有機酸(クエン酸)が胃腸内のpHを低く保ち、消化吸収を高める、など。
給与方法は、夏季・高温時に食下量の低下が予想される二週間前から飼料に0.5%添加して給与。詳細は、同社(電03・3548・2658)の本薗(もとぞの)氏まで。