マヨネーズ3社が7月から値上げ 食用油の高騰などが要因
キユーピー㈱(本社・東京都渋谷区)、味の素㈱(本社・東京都中央区)、ケンコーマヨネーズ(東京本社・東京都杉並区)の3社は、7月1日出荷分(味の素は納品分)からマヨネーズ製品の価格を値上げする。
今回の値上げは、主原料の食用油価格の高騰が主な要因。菜種や大豆などの油糧種子相場の歴史的高騰が背景にある。
物流費や労務費などの諸経費も上昇し、企業努力だけではコスト上昇分を吸収できないと判断した。
キユーピーは、家庭用のマヨネーズを約2~10%、マヨネーズタイプ調味料を約2~4%値上げし、「キユーピーマヨネーズ450グラム」は378円から402円、「キユーピーハーフ400グラム」は370円から382円(税込み)に。業務用のマヨネーズは約3~10%、マヨネーズタイプ調味料は約2~9%値上げする。
味の素の値上げ幅は約1~10%で、対象製品は家庭用の「ピュアセレクトマヨネーズ」250グラム、400グラム、600グラム、1キロ、「ピュアセレクトコクうま65%カロリーカット」360グラム、業務用マヨネーズとマヨネーズタイプ製品。
ケンコーマヨネーズは業務用のマヨネーズ・マヨネーズタイプ調味料を約3~10%値上げする。