11月の家計調査1世帯購入量 鶏肉3.2%増、鶏卵7.1%増

総務省統計局は1月8日、令和2年11月分の家計調査結果を公表した。内食需要が高い傾向が続き、全国1世帯(世帯人員=2.94人)当たりの畜産物の購入量は前年同月を上回った。

鶏肉の購入量は前年同月比3.2%増の1.498キロ(1人当たりは3.9%増の510グラム)、支出金額は8.9%増の1425円(同9.6%増の485円)。

鶏卵の購入量は7.1%増の2.790キロ(1人当たりは7.8%増の949㌘)、支出金額は5.4%増の817円(同6.1%増の278円)。

このほか牛肉は0.4%増の563グラム、豚肉は1.9%増の1.920キロ、マヨネーズ・マヨネーズ風調味料は13.9%増の213グラム、ドレッシングは1.6%増の185ミリリットル、生鮮魚介は5.3%増の1.944キロ。

弁当や総菜など調理食品の支出金額は3.1%増の1万966円(やきとりの支出金額は9.8%減の165円)、学校給食を除く外食の支出金額は14.7%減の1万1675円。

これらを基に本紙で試算した1~11月累計の鶏肉の購入量は前年同期比10.7%増の16.937キロ(1人当たりは11.3%増の5.736キロ)、支出金額は11.0%増の1万5518円(同11.5%増の5255円)。

鶏卵の購入量は6.9%増の31.026キロ(1人当たりは7.4%増の10.507キロ)、支出金額は11.0%増の9246円(同11.5%増の3131円)。

1人当たりの購入量は表の通り。