11月え付け 採卵用めす6.7%減、ブロイラー用1.8%減

(一社)日本種鶏孵卵協会は12月28日、令和2年11月分の鶏ひなふ化羽数調査結果(レイヤー27場、ブロイラー62場が回答)を公表した。

調査協力孵化場から報告された採卵用めすの出荷羽数(え付け羽数も同じ)は前年同月に比べ6.7%減の810万7000羽、ブロイラー用ひなは1.8%減の5838万4000羽。

これを基に同協会が試算した採卵用めすの全国推定出荷羽数は前年同月比6.7%減の895万羽、ブロイラー用ひなは1.8%減の5993万4000羽。

地域別(報告羽数ベース)にみると、採卵用めすは北海道、関東・東山、東海、沖縄で増加。ブロイラー用ひなは北海道、東北、北陸、関東・東山で増加した。

本紙で試算した1~11月累計の採卵用めすの全国推定出荷羽数は前年同期比1.6%増の1億113万8000羽、ブロイラー用ひなは1.2%増の6億9611万6000羽となった。

11月の採卵用種鶏の出荷羽数は前年同月比42.4%減の8万羽(うち種鶏めすは42.1%減の7万3000羽)、ブロイラー用種鶏は2.8%増の40万2000羽(うち種鶏めすは2.6%増の35万2000羽)。

本紙で試算した1~11月累計の採卵用種鶏の出荷羽数は前年同期比3.1%減の109万9000羽(うち種鶏めすは3.4%減の98万8000羽)、ブロイラー用種鶏は1.1%減の490万1000羽(うち種鶏めすは1.3%減の430万3000羽)となった。

ひなえ付け羽数の推移表