生活クラブが「平飼いたまご」取り扱い
生活クラブ生協連合会(略称・生活クラブ、本部・東京都新宿区)は、4月1日から「平飼いたまご」の取り扱いを東京以外でも始めた。4月1日以降の取り組みエリアは東京、神奈川、埼玉、長野、茨城、栃木、群馬、ふくしま、庄内、福祉クラブで購入できる。
生産者は『あいだの米たまご』などを生産している長野県松本市の(農)会田共同養鶏組合(上村博文組合長)。純国産鶏種「もみじ」、開放型鶏舎、国産の飼料用米、遺伝子組み換えしていないトウモロコシと大豆かすを与え、平飼いで飼育した鶏が巣箱で産んだ卵。通常、生活クラブ生協の卵は無洗卵で届けるが、「平飼いたまご」は鶏と触れている時間が多く汚れやすいため、オゾン水で洗卵し、冷蔵で届ける。価格は6個入りパックで270円(税込み292円)。パックは回収せず、家庭で処分してもらう。
2017年から生活クラブ東京で、アニマルウェルフェアに対応した飼い方の一つの「平飼いたまご」の生産性や利用状況、物流などについて検証を行なってきた結果、問題なく配達できることが確認されたため、4月1日から取り組み範囲を広げた。