日卵協『五ツ星タマリエ』検定スタート 申し込みは4月1日から
(一社)日本卵業協会が実施している「たまごのソムリエ(タマリエ)検定」の〝最高峰〟となる『五ツ星タマリエ検定』が、今春からスタートする。
たまごのソムリエ検定は、同協会の若手会員らで構成する「ヤングミーティング」(松本邦義筆頭代表幹事)が〝たまごの素晴らしさをみんなに伝えよう〟とのスローガンのもと、鶏卵や養鶏に関する正しい知識の普及啓発を目指して開発したもの。
10年前の2010年秋に、鶏卵消費拡大イベントの会場やウェブサイトで手軽に受検できる「一ツ星タマリエ検定」として始まり、8年前の2012年6月には、選択式の問題を60分間の試験時間内で解く「三ツ星タマリエ検定」がスタートした。
これまで、一ツ星タマリエ検定は10万人以上が受検し、三ツ星タマリエ検定も1500人以上が合格している。
『五ツ星タマリエ検定』は、これらの2検定より高度な「卵に関する網羅的な知識」と、それらを一般消費者らに正しく伝えられる〝プロ中のプロ〟の認定資格として創設したもの。
受検資格として①「三ツ星タマリエ」検定合格②たまごに関連する活動や業務に携わって「5年以上のキャリア」③たまごの消費拡大への貢献など、何らかの活動実績があること――を求めている。
実際の試験では、①一次試験(「たまごの消費拡大につながる提案」をテーマとした1200字詰7~14ページの論文の提出)②二次試験(試験会場での60分間の記述試験と、15分間のプレゼンテーション・質疑応答試験)――で、所定の評価を得ると合格できる(試験内容の詳細は同検定ホームページ〈http://www.nichirankyo.or.jp/5star-tamarie/〉へ)。
受検料は、一次試験は無料、二次試験は1万円。受検申し込みは、4月1日から17日まで。一次試験の論文は、4月1日から30日まで受け付ける。二次試験は7月4日に東京都内で実施し、7月中旬に合否を通知する予定。