採卵用ひな4.3%増、ブロイラー用1.1%減 4月え付け

(一社)日本種鶏孵卵協会は5月31日、平成30年4月分の鶏ひなふ化羽数調査結果(レイヤー30場、ブロイラー68場が回答)を公表した。

調査協力孵化場から報告された採卵用めすの出荷羽数(え付け羽数も同じ)は前年同月に比べ4.3%増の852万9000羽、ブロイラー用ひなは1.1%減の5796万8000羽。

これを基に同協会が試算した採卵用めすの全国推定出荷羽数は4.3%増の950万3000羽、ブロイラー用ひなは1.1%減の5882万8000羽。

地域別(報告羽数ベース)にみると、採卵用めすは北海道、東北、関東・東山、東海、中国、沖縄で増加。ブロイラー用ひなは中国、沖縄で増加した。

1~4月累計は、採卵用めすは前年同期比4.0%増の3786万4000羽、ブロイラー用ひなは1.2%増の2億4035万羽。

4月の種鶏の出荷羽数は、採卵用は前年に比べ22.5%増の12万5000羽(うち種鶏めすは22.8%増の11万3000羽)、ブロイラー用は16.0%増の52万1000羽(うち種鶏めすは17.6%増の46万1000羽)。

1~4月累計は、採卵用は前年同期比4.5%減の40万5000羽(うち種鶏めすは6.0%減の36万1000羽)、ブロイラー用は5.0%増の194万3000羽(うち種鶏めすは5.0%増の171万2000羽)となった。