鶏肉1.8%増、調製品13.4%増 4月輸入
凍結全卵と粉卵関係が増加
財務省は2018年4月分の輸入・輸出通関実績をまとめた。
《鶏肉関係輸入》鶏肉は前年同月比1.8%増の4万9569トンで、このうちブラジルは5.4%減の3万5589トン、タイは30.9%増の1万2012トン。鶏肉調製品は13.4%増の4万1600トン。
1~4月の輸入累計は鶏肉が前年同期比14.9%増、鶏肉調製品が11.2%増、鶏の肝臓が12.8%減、七面鳥肉が8.8%増、七面鳥くず肉調製品が6.5%減、家きん肉が64.5%増、家きん肉調製品が3.0%増、家きんの肝臓が33.4%増。
《鶏卵関係輸入》前年同月比で増加したのは凍結全卵(9.4%増)、全卵粉(14.4%増)、卵黄粉(12.8%増)、卵白粉(26.6%増)、マヨネーズ(94.6%増)。殻付卵は97.2%減の3トン。
1~4月の輸入累計は凍結全卵が前年同期比32.9%増、凍結卵黄が22.8%減、全卵粉が16.5%増、卵黄粉が12.1%増、卵白粉が11.1%増、殻付卵が95.8%減。
4月の輸入卵の殻付換算は1万1220トン(前年同月比21.6%増)で、1~4月累計では4万142トン(前年同期比12.2%増)。
《鶏肉・鶏卵関係輸出》鶏肉の輸出実績は前年同月比24.5%増の919トン。このうち『鶏肉もも・むね』は香港に9トン、モミジなどを含む『鶏肉その他』は香港、ベトナム、カンボジアに910トンを輸出。殻付卵は香港とシンガポールに22.6%増の382トンを輸出した。