家計消費は前年と同じ40% 平成29年の鶏肉消費構成割合
農林水産省は3月6日、平成29年の食肉消費構成割合をまとめた。
29年の鶏肉の消費構成割合は28年と同じで、家計消費(内食)が40%、加工仕向けが7%、その他(外食、中食など)が53%。昭和50年の鶏肉の消費構成割合は、家計消費52%、加工仕向け3%、その他45%であったが、50年代前半で家計消費は50%を割り込み、平成7年に30%まで落ちた。その後は食肉の中で最も割安で、健康志向にも良いことが評価された結果か、家計消費割合は40%にまで回復している。加工仕向けの割合が最も高かったのは平成7年の11%、その他の割合が最も高かったのは平成2年と12年の60%。
牛肉の家計消費は1ポイント低下し31%、加工仕向けは1ポイント上昇し6%、その他は前年と同じ63%。豚肉の家計消費は1ポイント低下し49%、加工仕向けは前年と同じ24%、その他は1ポイント上昇し27%。