地域の養鶏復活へ! 知多養鶏 クラファン開始

知多養鶏農業協同組合(齋藤利明組合長)は3月13日、クラウドファンディングサイト「CAMPFIRE(キャンプワイア)」で『知多の養鶏農家を救え! 鳥インフルエンザ被害からの復興支援プロジェクト』を立ち上げた。
同組合の次世代の担い手が中心となり、今シーズンの高病原性鳥インフルエンザ(HPAI)で甚大な被害を受けた仲間の農家を助け、地域の養鶏の復活につなげるためにスタートさせたもの。
プロジェクトのサイトでは、新鮮で安全な卵を地域の人々に提供する使命を果たしてきた知多の養鶏業が、今回の被害で衰退しかねない危機にあることや、被害に遭った生産者は経済的・心理的に深刻な打撃を受けていることなどを説明。
集まった資金は農場の消毒や再建、感染対策強化の一助とすることで、知多の養鶏業を未来へつなぎ、地域の人々に安心して卵を届けられる環境の整備を目指す。
目標金額は100万円。5月20日まで募集し、6月上旬ごろから支援内容に応じて、組合長や被災農家からの感謝のメール、チキンカレー、親子丼の素、農家仲間のトマトジュースなどのリターンの発送を開始。12月には復活した被災農家の卵の発送開始を見込んでいる。
同組合では「鳥インフルエンザによる被害は甚大ですが、皆様のご支援があれば、必ずやこの困難を乗り越えることができると信じています。知多の養鶏業を次世代につなげるために、どうかお力をお貸しください」とコメントしている。