各地で鶏卵の正しい知識や魅力を伝え消費の拡大PR〈上〉

新潟では新鶏会がたまニコイベント

多くの消費者で大盛況の新潟会場のブース

新潟県の若手養鶏家で構成する『新鶏会』は10月19日、新潟市西区の新潟ふるさと村で催される恒例の畜産応援イベント「ふれあい畜産フェスタ2019」(主催=新潟県、同県畜産振興協議会)に出展し、『たまニコ』PR活動を行なった。

地域の多くの関係者が協力し、今回も「たまニコステージクイズ」で、卵の正しい知識や魅力を来場者に紹介したほか、女性や子どもたちの目線で開発したスイーツが人気の㈲中条たまご直売店とコラボし、卵を使ったスイーツも販売。雨天にもかかわらず、いずれの商品も予定時間より早く完売するなど、大盛況となった。

『たまニコ2019愛知大会』

愛知会場では、来賓の各氏もゆで卵早むき競争に参戦

(一社)愛知県養鶏協会(齋藤利明会長)は10月26日、豊橋市東七根町に今年新たに開業した道の駅「とよはし」で、『たまニコ2019愛知大会』を開催。昨年と同様に多くの消費者が来場し、卵の正しい知識や魅力を学んだ。

開会式では、齋藤利明会長のあいさつに加え、道の駅とよはしの社長でもある佐原光一豊橋市長や、衆院議員の根本幸典氏、今枝宗一郎氏ら多くの来賓も祝辞で応援し、イベント開始を盛り上げた。

地域の多くの関係者が協力し、「ゆで卵早むき競争」や、親子で挑戦する「たまご料理教室」、600人分を用意した「温泉卵の試食会」、さらに「たまごアンケート」や「たまゴルフ」、子どもたちに人気の「ぬり絵コーナー」と、名古屋コーチンやウズラの雛も登場した「ひよこふれあい広場」など、盛りだくさんのイベントを運営した。

早むき競争とアンケートの参加者には、ウズラの卵や卵カッターをプレゼント。「トップ賞」や「優秀賞」の賞品なども各コーナーで用意し、多くの参加者に喜ばれた。

愛知県の卵のキャラクター「あいタマ君」や、名古屋コーチンの「なごっぴー」、ウズラの「うずラッキー」、JA全農たまご㈱の「オム・レッツくん」のゆるキャラ4体も集合し、イベントを盛り上げた。

聖火リレーコースで鶏卵消費拡大運動 たまニコinひろしま

広島会場では、聖火リレーのコースに沿って走り切った鶏卵業界の有志が卵の素晴らしさをPRした

広島県の養鶏・鶏卵関係者は10月26日、広島市中区で開かれた「ひろしまフードフェスティバル2019」に合わせて『たまごニコニコ大作戦2019inひろしま』を開催した。

恒例のチャリダー(自転車走行者)による鶏卵消費拡大運動では、三次市から広島市まで、東京オリンピックの聖火リレーのコースをメインに走破。沿道の地域住民らに、卵の消費拡大を呼びかけた。

フェスティバル会場にゴールした後は、特設ステージで卵の栄養や食べ方を紹介。(一社)広島県養鶏協会の協力で設営した販売コーナーでの県産卵の販売や、卵の知識が学べるリーフレットの配布なども実施し、卵の魅力を積極的にアピールした。

炊き立てご飯でTKG たまごかけご飯シンポ

約1300人の〝TKGファン〟が来場し、オリジナルの卵かけご飯を楽しんだ

炊き立てご飯のTKGが、思う存分味わえる『第15回日本たまごかけごはんシンポジウム』(主催=同シンポ実行委員会)が10月27日、島根県雲南市の吉田勤労者体育センター周辺で開かれ、各地から約1300人のTKGファンが集まった。

子どもたちのステージ発表や、ご当地ヒーローショーなどを行なう『ななかまどフェスタ』との同時開催。

来場者は羽釜で炊いたご飯と、全国から協賛を受けた約3000個の卵や専用醤油、好みの薬味を組み合わせ、オリジナルのTKGを楽しんだ。

販売コーナーには、㈲木次ファームや㈲広野養鶏、島根県養鶏協会、㈱セーラー、(一社)日本たまごかけごはん研究所、島根きんしゃい無線クラブ、㈲森田醤油店、㈱吉田ふるさと村が出展。こだわりの卵や専用醤油などを販売したほか、各団体の活動をPRした。