サンヨー 養鶏場向け焼却炉『JUSTシリーズ』提案

合法的に燃やしてゴミのない農場へ――。畜産経営者の衛生意識が高まる中、焼却炉メーカーの㈱サンヨー(川島秀喜社長―本社・三重県津市)は養鶏場向け『JUSTシリーズ』の設備導入を勧めている。

同シリーズは「シンプルで頑丈」「ちょうど良い焼却炉」を目指してJUST(ジャスト)と名付けたもの。各事業所での焼却時に求められる構造基準を満たし、関連法の「ダイオキシン類対策特別措置法」にも対応。事前に消防署への設置届を出せば、他の煩雑な手続きもなく使えるという。

設置後は飼料袋やフレコンバッグ、薬品容器、手袋、フィルム、ウエス、木くずなどを焼却処理できる。さらに同社では、水分含量の多いものを焼き切るための『一次燃焼バーナー』『ロストル』『耐熱煙突』などのオプションを付けることで「死亡鶏などの小動物、食品くず、汚物なども合法的に燃やせるようになる」としている(塩ビ製品除く/詳細は各自治体等に要確認)。

どんどん放り込める投入口の大きさも特徴で、養鶏場向けJK-400Aモデル(容量410リットル)の開口部は540mm四方、同700A(同720リットル)は同600mm四方。炉内には厚さ120mmの耐火レンガを使うことで耐久性にも配慮している。

炉内を厚さ120mmの耐火煉瓦で囲んでいる

焼却炉の外寸はJK-400Aが幅1670mm×奥行き1520mm×高さ4950mm(煙突含む)。重量は2トンで台風・突風にも動じない。同700Aは一回り大きいサイズ・重量になる。

同社関東営業所の椙原泰史氏は、養鶏経営者らに向けて「鶏ふん堆肥や敷料、PPバンドといった日々の仕事から出るものが燃料になる。汚れたものを農場にため込まず、その場で焼き切ることが各種ウイルス・細菌類によるリスク低減にもつながる」としている。

使用方法はシンプルで、ゴミ投入→着火→扉を閉めてスイッチオン→燃焼タイマーを設定→焼却完了という流れ。翌日、火が消えたのをみて灰を取り出せば次の焼却ができる。

段ボール箱や木材の投入例。オプション装着後は死亡鶏も処理できる


サンヨーは創業53年目の老舗企業。三重県の本社・工場のほか、東北営業所(岩手)、関東営業所(東京)、中国支店(岡山)、九州営業所(福岡)の各拠点を持ち、長年培ったのノウハウで他社製焼却炉の修繕・メンテナンス事業なども行なっている。

養鶏場向け焼却炉『JUSTシリーズ』や、その他の問い合わせは本社(電059-252-1521、F059-252-2231)へ。