『バーダー』にブランド名統合 バーダーグループ

『リンコ』や『ジョンソン』ブランドの食鳥処理設備部門を傘下に持つバーダー(BAADER)グループ(ペトラ・バーダー会長)は3月14日、タイ・バンコクで開かれたVIVアジア展の会場内で、グループを統括するドイツ・バーダー社が今年、100周年の節目を迎えたことから、『リンコ』などのグループ内の各ブランド名を、すべて『バーダー』に統一すると発表した。

バーダー社は、サーモンやタラなど各種水産品の加工機器や、ジュースや加工用のひき肉を作るセパレーターなど、幅広い食品製造機器を製造・販売している。今年で創業75周年を迎えた食鳥処理機器を製造・販売するリンコ社は2007年にグループ入りした。

ブランド名の変更後も、提供する製品やサービスの内容は全く変更なく、日本の販売窓口についても、従来通り㈱リンコフードシステムズ(山﨑秀弘社長―本社・さいたま市見沼区春岡3-48-4)が対応する。山﨑社長は「引き続き、バーダーグループ一丸となって、お客様のお役に立てるよう全力を尽くす所存のため、今後ともご高配を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます」とコメントしている。